HONKY TONK BLUES

人間というものは、「本気の人」と対峙したときに、しばしば恐怖の念を抱くものではないかと思う。

何故ならば、自分がその人の「本気」に勝てる見込みが無いから。

勝てないなら、笑ってやれとばかりに「嘲笑」という手段で戦おうとする奴もいるのだが、それはもう最初から負けを認めているようなもの。

一生、勝てない。

コレは1977～88までのインタビューを集めたもの。

享年40。

なので、主に30代のインタビューだ。

すでに「自分」を把握し、確立しているように感じる。

私のような半端者じゃあ、一生その境地まで辿り着けないのだが…。

流されてばかりじゃ、「個」は出てこないんだぜ。

まずは自分の「言葉」を持て。